【フェニックス(米アリゾナ州)時事】ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本の3連覇の夢がついえたことを受け、米大リーグで活躍する日本選手は18日、それぞれねぎらいの言葉を贈った。
2009年の第2回大会で連覇の立役者になったマリナーズの岩隈は「あの緊張感の中でよくやったと思う。本当にご苦労さま」とナインを気遣った。06年の第1回大会で優勝を経験したレッドソックスの上原は「選手は一生懸命やってきたから、僕らがどうこう言うことじゃない。お疲れさまという気持ち」。シーズン開幕前で調整が難しく「問題点はたくさんある」としつつも、「こういう大会をやらないと野球界は盛り上がらない」と意義を口にした。
ブルワーズの青木は準決勝で低調だった日本打線について、「マイナーから上がってくる投手でも、すごい選手がいる」と米国での経験を踏まえてコメント。八回の好機に盗塁死した内川(ソフトバンク)に関しては「責任を1人で背負う必要はない。前を向いてほしい」。
アスレチックスの中島は「また優勝してほしかった」と残念がり、ブルージェイズとマイナー契約の川崎は「日本人の代表としてすごく誇らしかった。勇気をもらった」と感謝していた。 (2013/03/19-10:42)
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