17日正午ごろ、北海道南富良野町東鹿越のかなやま湖上で、ワカサギ釣りのテント内で札幌市豊平区の無職、田中祥順さん(50)と妻で無職の園実さん(47)が倒れているのを釣り人が見つけ、110番通報した。2人はその後、死亡が確認された。富良野署によると死因は一酸化炭素中毒で、死後約6日が経過しているとみられる。
同署によると、2人は凍った湖面に約2・5メートル四方、高さ約1・5メートルのテントを張り、中で暖を取るため、しちりんを使っていた。
近くには釣りざおがあったが、発見時、釣りのために湖面に開けた穴は既に凍っていた。周囲では多くの釣り人がワカサギ釣りを楽しんでおり、雪が積もって傾いている田中さんのテントを不審に思った釣り人が発見した。田中さんは夫婦2人暮らしで、よく釣りに出掛けていたという。
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