週明け18日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均はキプロス支援をめぐる混乱を嫌気して続落し、前週末比62・05ドル安の1万4452・06ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は11・48ポイント安の3237・59。
ユーロ圏がキプロスへの財政支援の条件として、銀行預金課税という異例の措置を盛り込んだことで、財政難の南欧諸国でも同様の措置が取られるとの懸念が広がった。ダウは最高値圏にあることから、利益確定売りも出やすかった。
ダウは一時100ドル余り下落したが、米景気回復への期待が根強いことから、一方的な下げにはならなかった。(共同)
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