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日本映画史を代表する女優で名文家としても知られた高峰秀子さん(1924~2010年)による未発表の旅日記「ヨーロッパ二人三脚」が自宅で見つかり、30日に新潮社から単行本として刊行される。
夫で脚本家・映画監督の松山善三さん(87)と、結婚4年目の1958年8月から、初めてふたりで欧州各地を旅した7か月間の様子がいきいきと伝わってくる内容だ。
高峰さんは、ベネチア国際映画祭に出演作「無法松の一生」(稲垣浩監督)が出品されたのを機に、イタリア、フランス、スペイン、ドイツを夫婦で旅行し、59年3月に帰国。毎日欠かさず旅日記帳をつけていた。表紙には、自筆で題名と、水着の男女が二人三脚をする絵を入れている。
養女で作家の斎藤明美さん(57)によると、高峰さんがつけていた旅日記全58冊の1冊。ほかの表紙は行き先と日付のみで、内容もメモ書きに近いが、この1冊には日々の出来事を細やかにつづっていた。〈相変らず美しく相変らず適当に冷めたく適当に親切なパリ。松山もすっかり気に入ったようである〉〈こうしてパリでぼんやりしてる事の何とすばらしい事か。帰りたくない〉。飾らぬ言葉の端々に、5歳の時から女優の道を歩んできた高峰さんが、一人の女性として夫との時間を大切にしようとする気持ちがにじむ。
【八角健太】大津市でいじめを受けた中学2年の男子生徒が自殺した問題を受け、滋賀県警は新年度から、大学生ボランティアに協力を求め、中学生を対象に「いじめ防止教室」を開く。中学生と年齢的に近い大学生に演劇や自らの体験を語る活動をしてもらい、生徒たちにいじめについて考えさせる狙い。警察がいじめ根絶に大学生の協力を得る試みは全国でも珍しいという。
県警は2002年から県内在住の大学生をボランティアに登録。万引きなどを繰り返す少年や性的被害を受けて心に傷を負った女子生徒に勉強を教えるなどして立ち直りを支えてきた。
県警は新年度から、このボランティアの枠を20人から60人に広げる。これまでの支援活動に加え、少年サポートセンターが新たに県内各地で開催するいじめ防止教室への参加を求め、大学生のアイデアも盛り込み、なぜいじめをしてはいけないのかなどを中学生に伝えてもらうことにした。
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